mogwai(モグワイ)という
ポストロックバンドはこれからも成長していくでしょう
mogwai(モグワイ)はスコットランド出身のポストロックバンドである。1996年に結成され、インディ・レーベルより楽曲をリリース。1997年のファーストアルバム「モグワイ・ヤング・チーム」が評論家たちに支持された。静と動からなるmogwaiの独特な響きがイギリスで好評を受け、英「MINE」誌で年間ベスト・アルバム7位に選出された。1998年のリミックスアルバム「キッキング・ア・デッド・ビッグ」で大成功を収め、以降世界中に熱狂的なファンがいる。また、その演奏力を持って繰り広げられるライブ・パフォーマンスにも定評がある。「真っ白いノイズ」と呼ばれる轟音ギターノイズは他に類を見ないものだ。多くの曲がインストゥルメンタルである。
今までにフジ・ロック・フェスティバルや単独での来日をしている。また同郷であるアラブ・ストラップや日本のバンドアートスクールなどへのゲスト参加も見られる。
mogwaiとは映画「グレムリン」に登場する架空の動物であり、そこからバンド名をつけたとされている。
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mogwaiの奏でるポストロック(post rock)とは、1990年代後半からメジャーになった従来のロックとは異なる新しいロックである。従来のロックの形態や精神性をどこかしら継承しながらも、従来のロックにはなかった何らかの方法論が取り入れられている。
現在、ポストロックと呼ばれている音楽は多岐にわたり、その明確な定義は非常に難しい。従来のロックと比較したときに、ロック以外の様々な音楽ジャンルからの影響を積極的に受け入れること、インストゥルメンタルが比較的多いこと、複雑なコードの使用頻度が高いことなどが特徴として挙げられる。その他にはシューゲイザー以降のエフェクターを使用した複雑なギターサウンドやストリングス、マレット楽器をはじめオーケストラ的な楽器の使用、レコーディング後の音響的な編集をあまりしないなども特徴と言えよう。
mogwaiのバンドコンセプトは「シリアス・ギターミュージック」である事からわかるように、常に音楽と真剣に向き合っている。そして20分にも及ぶ大作「My father my king」を作り上げた。mogwaiのライブを見た方ならわかると思うが、あの音圧、三連でゆったりとした静かなパートから一気に爆音へとなだれ込む瞬間に、まぶしくライトアップされるそのステージは芸術的なものである。
mogwaiのつくる音楽は、過去40年の音楽の歴史を完全に総括している。モグワイは過去の恩恵にあやかっているようなバンドではなく、先達からの影響をもとに、破壊的かつ美しい音楽を創造していく、個性の一歩先を行くようなバンドである。
これからもただのポスト・ロックやインストゥルメンタル・ミュージックにとどまらずに、独自のサウンド・スケープを更に展開していくだろう。
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